コロナ後のラスベガスやグランドサークルの様子や最新情報を写真を交えながらお伝えいたします。 ※写真は全てクリックすると拡大表示できます |
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■ グランドキャニオンの東口が再オープン
4月8日にグランドキャニオンの東口(East Entrance)が再オープンしました。
昨年の4月に一時閉鎖されましたので約1年ぶりにオープンしたことになります。
メインの南口(South Entrance)は昨年の早い段階で再オープンしていたので
グランドキャニオンを観光すること自体は可能でした。
ただ、グランドキャニオンからペイジやモニュメントバレーへ向かう(またはその逆)場合は、東口を経由するほうが距離がかなり近くなります。
東口が閉鎖されていた間は、大きく迂回して南口を経由していましたので不便でした。
ようやく今月から元のルートを使用することができるようになりました。
それに伴い、東口(East Entrance)のすぐ近くにあるデザートビュー(Desert View)という有名な展望台も観光することができるようになりました。
写真は全て2021年4月に撮影したものです。
このあたりは公園の中心地(サウスリムビレッジ)よりも標高が200メートルほど高くなっていますので、上から見下ろす感じが強くなります。
デザートビュー(Desert View)という名前のとおり、峡谷の向こう側に広がる砂漠を望むことができます。
右の写真に写っていますがデザートビュー(Desert View)にあるウォッチタワー(塔)は、本来は登って塔の上から景色を眺めることもできるのですが、現時点ではまだ中に入ることができません。
しかし、恐らく近い将来に見学できるようになることは間違いないと思います。
■ ラスベガスの最新情報
3月15日からナイトショーなどのイベントにおける入場制限が「総座席数の50%」に緩和されたことによって、ラスベガスになくてはならないナイトショーも続々と再開しています。
すでにラスベガス大通り(ストリップ)は、かなり賑わいが戻ってきています。
そして、6月1日にはラスベガスを含めてネバダ州のキャパシティ制限が撤廃されます。
スポーツ、ショー、その他あらゆることが以前の日常に戻ることが期待されています。
新型コロナのパンデミック以降、長らく休演していたシルク・ドゥ・ソレイユの各ショーも、ついに再開に向けて動き始めました。
シルク・ドゥ・ソレイユとしてはラスベガスで最も長い歴史を誇るミスティア(Mystere)は6月28日から、日本でも知名度が高いオー(O)は7月1日から再開される予定です。
シルク・ドゥ・ソレイユ以外も、ブルーマン(Blue Man Group)が6月24日から再開することが決まっています。
アメリカではワクチンの接種が順調に進んでいるため、レジャー需要の回復ぶりは想像以上の速さになっています。
航空会社の予約数も急増しており、国内線の需要は1年以内に完全に回復するという予想も出てきています。
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サンクスギビングデーや年末年始はグランドキャニオンへの観光客も特に増えました。
右の写真は12月30日にグランドキャニオン・サウスリムから撮影した写真です。
雲一つない快晴で、空気がとても澄んでいました。
対岸のノースリムまでは約16kmあります。
16km(16,000メートル)といえば飛行機の巡航高度から地上を見るよりも遠い距離ですが、そんなに離れているようには思えないほど良く見えています。
何度も訪れると見慣れてしまうかもしれませんが、そのように冷静に考えてみると大自然のスケールの大きさに魂が震える思いがいたします。そして、なぜか謙虚な気持ちになってくるので不思議です。
右は2021年1月1日の早朝、グランドキャニオンから見た初日の出です。
今年の初日の出は天候にも恵まれて最高の日の出を見る事ができました。
気温マイナス7度にもかかわらずマーサーポイント(Mather Point)には100人以上の人が初日の出を見るために集まっていました。
例年ですと日本人だけでも100人以上はいらっしゃると思いますが、今年はわずか3人だけでした。
2020年はグランドキャニオンもラスベガスも、例年より良い天気の日が多かったように思います。
そんな好条件だったにもかかわらず日本からの観光客は「ほぼゼロ」だったことは本当に残念無念としか言いようがありません。
今年こそは、少しでも日本からのお客様にもグランドキャニオンやグランドサークルの素晴らしい大自然を訪れていただけることを心から願っております。実際、そうなる予感がしております。
2021年最初の日に、グランドキャニオンで最高の日の出を見ながら、そう思いました。
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※写真の撮影日は全て9月下旬です
デスバレー国立公園は24時間オープンしてます。
段階的な再開計画があり、現在は4段階のうちの3段階目(ステージ3)まで再開されています。ビジターセンターはまだ閉鎖中ですが、弊社のツアーで訪れるその他の観光ポイントを観光するには支障がありません。
カリフォルニアで発生した山火事の影響により大気が霞んでいて、本来見えるはずの山並みが見えないという現象が起きています。
右の写真は西半球の最も低い場所(海抜下85.5メートル)として有名なバッドウォーター(Bad Water)です。
いつもなら背後に高い山脈が見えています。
それがこの日(9月21日)は全く見えませんでした。
コロナの影響だと思いますが、例年に比べると現在はかなり人が少ないです。
右の写真はバッドウォーターの駐車場です。
デスバレー国立公園の中で最も人気がある場所の1つですが、この日は
他の車両が1台も停まっていませんでした。
3密とは無縁の世界です。
全くストレスを感じることなく、観光を楽しむことができます。
もともとデスバレーは極めて静かな場所で、聞こえてくるのは自分の呼吸と風の音くらいです。今ならたまに聞こえてくるはずの他人の話し声すら存在しない静寂の世界です。
今年の8月16日には気温54.4度(華氏130度)という世界の最高気温を更新したデスバレーですが、今は気温も落ち着いてきました。
右の写真はビジネスセンター(※現在閉鎖中)ですが、温度計が35度を示しています。
真夏はあまりにも暑すぎて観光するにも厳しいかもしれませんが、秋から冬そして
春にかけては非常に快適に観光することができます。
■ ラスベガスからデスバレー国立公園に行けるツアー
⇒ ラスベガス発/デスバレー国立公園日帰りツアー(BTJ-D)
⇒ ラスベガス発/ヨセミテとカリフォルニア大自然2泊3日ツアー(CAL-3)
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写真は9月6日に撮影したものです。
Labor Day(労働者の日)の3連休だったこともあり、かなりの観光客が見えます。
この写真だけを見ればコロナ以前と何も変わっていないように感じますが、実際はツアー車両を停める駐車場などはガラガラで、ほとんどが個人の車で来ている観光客でした。
現在、アリゾナ州の一部地域では公共の場所はたとえ屋外であってもマスクの着用が義務付けられており、グランドキャニオン国立公園もその範囲内となっています。
9月17日時点でグランドキャニオン国立公園は24時間オープンしています。
国立公園内のロッジ(ホテル)、ヤバパイミュージアム(博物館)、日用品店、ギフトショップ、ホテル内のレストラン、グランドキャニオン鉄道なども営業しています。
園内の無料シャトルバスは9月5日より一部の路線を除いて運行を再開しました。
ただし、まだ完全に以前の状態には戻っておらず閉鎖中の施設もあります。
9月17日時点で閉鎖中の主な施設は下記のとおりです。
【閉鎖中】
・ヤバパイロッジ/Yavapai Lodgeのカフェテリア ※宿泊は可能です
・KOLB STUDIO
・ビジターセンター
・デザートビュー/Desert View にある全ての施設(WatchtowerやTusayan Museumなど)
・東口/East Entrance
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※写真の撮影日は全て8月上旬です
9月17日時点でブライスキャニオン国立公園内は全て観光が可能です。
(地滑りで閉鎖されているトレイルなどは一部あります)
シャトルバス、ビジネスセンター、キャンプ場、ブックストア、ゼネラルストアなどもオープンしています。
コロナの影響で例年の夏と比べると公園内はすいています。
全体的に標高が高いグランドサークルの中でも、ブライスキャニオンはかなり標高が高く(2000~2700メートル)、また地形的な特徴もあり真夏でも涼しい場所です。
そのため冬はかなり積雪がありますので美しい雪景色を見ることができます。
9月10日時点ではアーチーズ国立公園は24時間オープンしており、一般的な観光を行うには
特に支障がありません。
全てのトレイルが通行可能です。
トイレ、キャンプ場(Devils Garden Campground)、パークストアなどもオープンしています。
ただし、以下の観光地および施設は9月10日時点では閉鎖中です。
【閉鎖中】
・ファイリーファーニス(Fiery Furnace)
・博物館(Museum Collection)
・ビジターセンターの映画館
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※写真の撮影日は全て7月下旬です
いつも観光客がとても多くグランドサークルの中でも特に人気があるアーチーズ国立公園ですが、
現在は人が少ないため写真も撮りやすく、ソーシャルディスタンスも完璧に保つことができます。
アメリカの大自然はコロナ禍などに全く関係がなく、今も変わらずそこにあり続けています。
この大自然の中に身を置くとコロナウィルス騒動のことなど忘れてしまいそうになります。
アーチーズには確認できているだけでも天然のアーチが2000以上も存在していますが、全てが
デリケートかつ絶妙なバランスの上に成り立っているので、いつ崩れてしまうかわかりません。
実際に昨日まで存在したアーチが突然消えてなくなったということは過去に何度も起こっています。
アメリカへの旅行目的での渡航が解禁された暁には、これらの美しすぎるアーチが消えてしまう前に
ぜひお越しくださいませ。
ラスベガスからアーチーズ国立公園に行ける2泊3日ツアー
→ アーチーズとグランドサークル周遊2泊3日ツアー(BTJ-AG3)
※1日目以外はチャーター(貸切)になりますので安心してご参加いただけます
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3月中旬からラスベガスのロックダウンが行われましたが、6月4日にいくつかの主要ホテルが営業を再開しました。
その他のホテルも段階的に営業が再開されております。
8月27日には、ラスベガスのテーマ型ホテルの先駆け的存在である老舗のミラージュ(Mirage)ホテルが再オープンしました。
バフェ(Cravings Buffet)を含む一部のレストランと、ナイトショーなどはまだ営業を再開していませんが、カジノや動物園(Secret Garden and Dolphin Habitat)は営業しています。イルカのショーや、ホワイトライオン、ホワイトタイガーたちも以前と変わらない姿で出迎えてくれます。
もちろんミラージュの代名詞とも言える火山の噴火ショーも行われています。
コロナウイルスの対策についてはホテルによって異なるので一概には言えませんが、カジノにはアクリル版が設置されていたり、各所に手洗い場やアルコール消毒液の設置、無料のマスクやアルコールウェットティッシュの設置など、さまざまな安全策が講じられています。
ショッピングについては、非常に多くの店が営業を再開させており、ほぼコロナ以前と同じと言っても差し支えがない状況です。
ただし(日本でもそうですが)入店できる人数に制限が設けられていることが多いです。
ナイトショーやナイトクラブについては、残念ながら9月10日時点では営業を再開していません。
---11/5 追記---
10月28日のサーカスサーカスホテルのアブサン(Absinthe)を皮切りに、MGM系列ホテルの
ナイトショーが11月6日から順次再開される予定です。
BLUE MAN GROUP、シルク・ドゥ・ソレイユの各ショーは1月1日から再開予定です。
---追記終わり---
ここのところアメリカ西部では猛暑が続いています。
9月6日にはロサンゼルスで史上最高気温のセ氏49.4度を記録しました。
8月18日にはカリフォルニア州デスバレーで、これまた史上最高気温のセ氏49.4度を記録。その日はラスベガスでもセ氏44度まで気温が上がりました。その時に撮った写真が右の写真ですが、あまりの暑さで日中は歩いている人がほとんどいません。
もう1つの話題は、今年ラスベガスにNFLのチームが誕生したことです。
その名は「ラスベガス・レイダース」
アメリカにはたくさんのプロスポーツがありますが、その中でも圧倒的に人気があるスポーツは
実はアメリカン・フットボール(NFL)なのです。
そのチームがラスベガスに誕生したとあって地元民はかなり熱狂しています。
右の写真はチームの本拠地となるアレジアント・スタジアム(Allegiant Stadium)です。ご覧のようにホテル街からも至近距離にあるためアクセスは最高に便利です。
ついに2020年シーズンが9月10日に開幕しました!
このスタジアムはラスベガスの新しい名所に、そしてNFLの観戦はラスベガスの
新しい名物となることは間違いありません。